昨年末facebookで知り合った先輩方、そして現役4年生と酒を酌み交わしました。

その折、4年生がポロッと「三陸で卒業式をしたい」と漏らしました。

その場にいた私を含めた卒業生は、ハッとしました。

 

彼らもまた被災者...3年生(当時)にとっては研究室も決まり「さあ、これからやっと海に出てフィールドワーク!と思った矢先の震災。

お世話になった三陸の方を残して、三陸を引き揚げざるを得なかった彼らの心は大きく傷ついたと思います。 それでもなお、三陸を想い、愛していてくれた事が何より嬉しかったです。

 

もちろん「学位記授与式」は大学で行います。

これはあくまでも彼らが三陸に「さようなら」を告げ、お世話になった方々に「ありがとう」を伝える手作りの卒業式です。

それから3ヶ月、地元の方も快く賛同してくれ、また是非とも行きたいと言う4年生も大勢いるようで、その卒業式が実現しそうになって来ています。 

予定は33日。

お時間都合つくOBOG諸氏は是非とも彼らの門出を祝って頂きたいと思います。

詳細が分かりましたら、こちらでもお知らせします。