<三陸写真展のご案内>
岩手県大船渡市三陸町(旧気仙郡三陸町)、ここは小さな漁師町。
過疎化と高齢化が叫ばれる時代にも、この小さな町には毎年200人弱の若者が日本全国からやってきました。
北里大学水産学部(現・海洋生命科学部)は三陸町にキャンパスを構え、2年次から学生は三陸キャンパスでの生活が始まります。
都会と比べればないものだらけ。
しかし3年間の生活を終えると「人情」や「大自然」、「変わらない景色の大切さ」など「何もない」スタートだったのに、様々なものが見えてくるようになり、逞しく成長し社会へと旅立っていくのでした。
しかしあの震災でキャンパスは傷み、現在は閉鎖となってしまいました。
震災以降、毎年卒業生たちは3月が近づく度に、三陸を思う「何か」を行動に移してきました。
今年は学生時代の写真で三陸への思いを紡ぐ写真展を開催する運びとなり、ここにお知らせいたします。
写真展:『俺の三陸』
~三陸で青春時代を過ごした北里大学水産学部(大船渡キャンパス)卒業生による写真展~
日時:3月10日(金) 14時~19時
3月11日(土) 9時~17時
3月12日(日) 9時~17時
場所:エッサム神田1号館
東京都千代田区神田鍛冶町2丁目2-2
(JR神田駅 東口徒歩1分 東京メトロ神田駅3番出口前)
この写真展はクオリティーの高いプロカメラマンによる写真ではなく、卒業生たちが学生時代に撮影した何気ない写真がほとんどです。
青春を謳歌する各時代の学生たちに笑顔の後ろに映る、町並みや船。
当時は何気なかったその景色が今となっては、これが誰かの大切な思い出となっているかもしれない。
そんな思いとともに、三陸ではじけたそれぞれの青春の姿を一堂に会し、ご覧いただく予定です。
多くの皆様のご来館をお待ちしております。